ETFと投資信託の違い

投資

こんにちは、さしみです。

今回は、投資信託とETFの違いについての記事です。

投資について調べていくと、この2つの商品が出てきますがいまいち違いが分かりにくいですよね。

これらの違い等をご紹介します。

ETFというものがあるらしいが、投資信託との違いがわからない。

結局どっちがいいのか知りたい。

という方はぜひ、読んでいってくださいね。

投資信託とETFの違い

投資信託とは

投資信託はファンドマネージャが投資家からお金を募り、その集まったお金を運用するというものになります。

投資信託のメリットは、個人投資ではなかなかできない分散投資が容易になるという点があります。

日本株ですと基本的に100株単位で売買をするため、広く投資するためにはかなりの資金が必要になってしまいます。

しかし、投資信託ではそこまで資金を用意しなくても、ファンドマネージャがいい感じに分散して投資を行ってくれます。

投資信託の中には、何かの指数(日経平均やNYダウなど)に連動した値動きを目指すパッシブな投資信託と、積極的に売り買いをして利益を狙っているアクティブな投資信託があります。

アクティブ投資信託はそのほとんどがパッシブ投資信託にパフォーマンスが及ばないこと、また、その割に手数料が高いことからあまりオススメはできません。

そのため、基本的にはパッシブの手数料が安い投資信託を選んでいくことになるでしょう。

ETFとは

一方で、ETFとはExchange Traded Fundsの略であり、上場投資信託という意味です。

つまり、投資信託が上場して株のように取り引きができるというイメージですね。

株のように取り引きができるので、マーケットが開いている時間帯ならいつでも売り買いをすることができます。

ETFは基本的に何かの指数に連動しています。つまり、ETFを購入するということはその指数を構成する銘柄すべてに投資することになります。

ETFの特徴として、投資信託に比べると手数料は安めの傾向があります。

ただし、購入口数に単位があるので、投資信託に比べるとまとまった資金が必要になってきてしまいます。

結局なにが違うのか

長々と説明してきましたが、結局なにが違うのかというと次の事柄が挙げられます。

・市場に上場しているかどうか

投資信託は市場に上場していないですし、ETFは上場しています。

そのため、投資信託は毎日算出される基準価格で取引をし、ETFはリアルタイムに変動する価格で取引をするという違いが現れます。

・何を目指しているか

投資信託は先に説明しました通り、パッシブなものとアクティブなものがあります。一方で、ETFは基本的にパッシブなものしかありません。

また、パッシブ・アクティブのそれぞれでどういったものをメインとして投資するのか(例えば、株を主に取引するのか、投資する国はどの辺なのか)といった選択肢もあります。

そのため、投資信託は選択肢がとても広くなっていますし、ETFはあまり種類が多くありません。

どちらを選ぶか

投資信託とETFのどちらを選ぶか、ですが正直言ってどちらを選んでもそこまで差はないかと思います。

あえていうなら、投資信託の方が楽でいいのではないかと思います。

始めて投資をする方の中にはETFはリアルタイムで値段が変動しますので、いざ買うとなったときにいくらで買えばよいのかと迷ってしまう方がいるかもしれません。

投資信託は購入したいトータルの価格を指定しておけば、その価格で自動的に買ってくれるので楽かと思います。

一方、ETFは自分で値段を見ながら取引したいという方には向いています。

つまり、とりあえず投資をしたい人は投資信託を、自分で多少値段を見ながら取引してみたいという人はETFを選べばよいのかと思います。

まとめ

投資信託とETFの違いですが、市場に上場しているか、また何を目標として運用していくのかが大きく異なってきます。

また、どちらを選ぶかについてですが、基本的には自分がピンときた方を買って問題ないです。

あえて言うなら、とりあえず投資を経験してみたいという人は投資信託を、値段を見ながら取引をしてみたいという人はETFを購入すると良いかと思います。

アクティブなものと手数料が高いものに気をつけてくださいね。

まあ、迷うくらいなら小額で両方買って比べてみるのも手かとは思います。

良い投資ライフを送ってください。

それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました