働かずに不労所得だけで生活できないかなーとかって思いませんか?
僕は非常に思います。
日頃の通勤でのストレスや会社での人間関係にも悩まされずに生きていくってある種の理想系かなと思いますよね。
ただ、不労所得といっても色々な種類があります。
その中で誰でも再現性がとれるのは株式での配当金です。
そこで今回は配当金で生活するためにはいくら必要なのかを調査しました。
なぜ配当金生活をめざすのか
本記事では、不労所得として配当金のみで生活するために必要な資金を概算します。
が、その前に不労所得としてなぜ配当金を選択したのかを説明しますね。
以下にいろいろな種類の不労所得について軽く説明します。
不動産の家賃収入
不労所得といえば、不動産の家賃収入というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
確かに、自分で物件を所有して他人に貸すことで毎月決まった額の収入を得ることができます。
しかし、不動産で不労所得を得るためには「物件の選定」「入居者の募集」「物件の管理」等を行う必要があります。
「入居者の募集」や「物件の管理」については業者に頼むことができますが、「物件の選定」および購入は自分で行う必要があります。
また、入居者が見つからない間は収入を得ることができなかったり、ローンで物件を購入していると返済もあったりとちょっと僕にはリスクが高いかなと感じました。
ローンを組む=レバレッジを高くすることができるので、資金効率は悪くはないと思いますが、いきなり不動産は違うかな…と感じています。
最終的には、不動産もできたらいいなとは思いますが…。
FX
FXでの売買も不労所得のイメージがありますね。デイトレーダーみたいな。
ただ、基本的にFXはゼロサムゲーム(というかスプレッド分入れたらマイナスかも…)ですし、機関投資家等にはかなわないですね…。
FXの利点は不動産と同様、レバレッジを高くすることができることですね。
資金が少ないうちから大きな取引ができるため、リターンを大きくすることができます。
ただし、それと同時にリスクが大きくなるということを意味しますので、注意が必要です。
そもそも僕は株の売買ですら上手くいかないのに、FXなんてもっと上手くいかないですよねーと思い、FXは断念しました。。
印税
本を出版して印税…ってのも不労所得といえば不労所得ですね。
ただ、そんな才能は無いので却下です。
最近はnoteとかで小説を書いて販売している人もいるという話も耳にしますし、文章力に自信がある方は試す価値はあるかもしれません。
僕にはできないですけど。
写真や動画などの販売
調べたら写真や動画の販売も不労所得に当たるようです。
ただ、これも印税と同じく才能が必要になってくるのではと思います。
ちなみに、写真も登録しておけばそれを買ってくれるというサービスとかもあるようなので、多少は稼げるかもしれません。
例えば、ココナラとかが最近は有名ですね。僕にはできないですけど。
株式
本記事ではこの株式における配当金で不労所得を目指します。
すべての人が株の売買で上手く利益を上げるのは難しいですが、配当金ならどんな人でも株を持っているだけで配当金をえることができます。
つまり、上記の手法に比べて配当金での不労所得は再現性が高いということです。
再現性がない手法だと、成功したのがその人の運で成功したのか、それとも誰でもできるのかがわからないですからね。
誰でも同じようにできるというのが大事かなと思います。
まあ、株式の配当金生活にも、減配や倒産のリスクがないわけではないです。
ただ、他の不労所得に比べてこういったリスクが起こる可能性は低いかと思います。
というわけで、株式の配当金による不労所得をおすすめしています!
必要な生活費
まずは配当金生活に必要な生活費を概算してみます。
世間一般の生活費
総務省統計局に家計の調査を行った結果がありましたので、使用させていただきます。
35歳未満の消費支出はおよそ15万円という調査結果でした。
主な項目は次の通りです。
項目 | 費用 |
---|---|
食費 | 40,000 |
家賃 | 30,000 |
光熱通信費 | 10,000 |
交通費 | 15,000 |
趣味 | 17,000 |
その他 | 38,000 |
合計 | 150,000 |
この調査結果で気になるのは家賃の安さですね。
会社の補助が出ていたり、地方都市なら確かにこのくらいな気もしますが、都会だともっとする気がします。
どうせならちょっといいとこにも住みたいので、家賃は8万円として計算します。
すると、生活費の合計は20万円といったところですね。
実際の生活費
ちなみに僕の生活費だと以下のようになります。(一人暮らし、20代後半、男性)
項目 | 費用 |
---|---|
食費 | 40,000 |
家賃 | 50,000 |
光熱通信費 | 10,000 |
趣味 | 10,000 |
奨学金 | 20,000 |
その他 | 30,000 |
合計 | 160,000 |
合計で16万円と、おおよそ平均通りの結果となっていますね。
贅沢はしてないけど、そこまで貧乏でもない生活かなと思っています。
そんなにお金がかかる趣味がないのも影響しているかもしれませんが。
生活費まとめ
上記で求めた生活費は最低限のお金なので、その他諸々を含めて30万円くらいだと想定しておきましょう。
このくらいあれば多少想定外の出費があってもなんとかなるかと思います。
必要な資金
では、月30万を稼ぐために、いくら投資を行えばよいのでしょうか。
株式での配当金利回り
株式の配当金は税金を引かれて4%程度として計算を行います。
日本株の平均配当はおよそ2%前後なので日本株だけでは厳しいですが、アメリカ株の高配当銘柄やETFを組み合わせることで実現できるのではないかと考えています。
日本株でも例えばJTとかは現在配当利回りが6~7%辺りになっていますし、アメリカ株でもAT&Tが5~6%, アルトリアグループも6~7%と、上手く組み合わせれば税引き後配当利回り4%はなんとか実現できそうです。
個別株だけだとリスクがある…と考える人は高配当ETFを組み合わせるという方法もあります。
例えば、SPYDとかは4~5%くらいの配当利回りがあるので、このETFと複数の高配当銘柄を組み合わせる…とかで税引き後配当利回り4%を作り出せるかと思います。
この辺の組み合わせを考えるのも楽しいんですよね…
必要な資金の計算
必要な生活費は月30万円なので、年間で360万円を稼げれば良いということになります。
360万を0.04 で割ると9000万という結果がでてきます。
つまり、配当金で悠々自適な生活を行うためにはおよそ1億必要というわけですね…
僕のような普通のサラリーマンにはなかなかハードルが高いです。
ちなみに、月々の生活費を20万円とすると年間240万円。
この場合、計算をすると6,000万円となります。
これでも結構ハードルが高いですね。
では、もう少し頑張って月々の生活費を15万円とすると、年間で180万円必要になってきます。
この場合は4,500万円で済みます。
9,000万円と比べると何とか実現できるのでは…という感じではあります。
まとめ:配当金生活をするために必要な資金
配当金生活を行うのに必要な金額を試算すると、6000~9000万円必要だという結果になりました。
なかなか大変な額がでてきましたね…
しかも、この試算は一人暮らしとして計算しているため、ライフステージが上がっていくにしたがい必要な生活費が増えていくと足りなくなる恐れもありますね。
ただ、この結果を見てあきらめるのか、それとも節約を行いながら配当金投資を行っていくのかで結果は大きく変わってくると思います。
僕は配当金生活を目指して少しずつ頑張っていこうと思います…
それでは!
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